YOUのラフな髪型を再現！セルフカットのポイントやおすすめアイテムも全て解説します

YOUさんは18歳でモデルとしてデビューしてから、アイドル歌手として活躍したり、女優として舞台やドラマなどで活躍したり、バラエティーに出演するなど幅広く活躍されるタレントです。

マルチに才能を発揮するYOUさんはその独特な髪型も注目されていて、マネしたいと感じている大人の女性も多いはず。
でも、YOUさんの髪型を見てみると「どうやってスタイリングしているの？」「美容室でどういう風にオーダーすればいいの？」と疑問に感じる方もいるでしょう。

そんな方のためにYOUさんの髪型を徹底的に分析し、スタイリング方法や美容室でのオーダー方法まで細かく解説します。

 本記事でわかること 

 YOUを象徴する髪型の特徴
 YOUの髪型のバリエーション
 YOUの個性的なヘアスタイル
 YOUの髪型を再現するためのセルフカット方法
 YOUの髪型を美容室でオーダーする際のポイント
 YOUの髪型をつくるスタイリングアイテム
 YOUのようなデザインを取り入れた髪型

YOUさんの独特な雰囲気をマネするために、細かなポイントを押さえて的確に再現しましょう。
本記事の内容をそのために役立ててください。

YOUさんの髪型で特に印象に残るのが、くしゃっとした無造作感のあるボリューミーなパーマヘアではないでしょうか。
YOUさんのような雰囲気をつくるために代表的な髪型の特徴を掴んでおきましょう。
YOUさんの髪型の特徴やつくり方、周りに与える印象を解説します。

自然で無造作なスタイル

YOUさんの髪型は飾らない自然で無造作なスタイルがほとんどです。
朝起きてそのまま出かけたようなラフな印象を与えられるので、頑張りすぎない大人の女性を目指す方にピッタリ。

ただし、実際はラフに見えるようにドライなスタイリングを行い、無造作だけどパサつきのない髪型をつくらなければいけません。
無操作とボサボサは紙一重なので、バランスを見ながらスタイリングをしてください。

天然パーマを活かしたスタイル

YOUさんのくしゃっとしたパーマヘアは、実際にパーマをかけているわけではなく天然パーマだそうです。
「天然パーマは扱いづらくて嫌い」と感じている方も多いですが、YOUさんは上手に天然パーマを活かしたスタイルをつくっています。
全体に重たさや野暮ったさが出ないように毛先を不ぞろいにカットして、適度にレイヤーを入れることでくせ毛を活かしているのが特徴です。
パーマと違いランダムな動きが出る天然パーマは、毛先に動きがつきやすいスタイルと組み合わせるのがいいでしょう。

ボリューム感とテクスチャーを生み出すレイヤーカット

YOUさんの髪型で目に付くポイントの一つとして「ボリューム感」があります。

根元から立ち上がるようにボリュームを出し、シルエットが大きくなるようにスタイリングしているので存在感のある髪型になっていますね。
もともと天然パーマのカールの重なりでボリュームが出やすいので、YOUさんの場合は手ぐしを通すだけでもボリューム感をつくれます。

もう一つの特徴は柔らかい雰囲気を感じるドライなテクスチャーです。
ツヤ感を消したドライなテクスチャーをつくり、ラフな印象に仕上げています。
ベースカットがレイヤーカットなので、毛先の動きを出すとともにドライなテクスチャーをつくりやすくしているのがポイントです。

顔の形に合ったスタイリング

YOUさんの顔の形は、ややエラの張ったベース寄りの面長タイプです。

ベースタイプと面長タイプのミックスは、大人っぽく見えやすい顔の形をしていて、ストレートスタイルだと強すぎる印象になりがち。
そんな強めの印象を和らげるためにYOUさんはふわふわな天然パーマを活かしたスタイリングをしています。
サイドにボリュームを出すことでエラを目立たなくしつつ、面長の縦の長さを和らげているのがポイントです。

自分の顔の形に合ったスタイリングをしているからこそ、とても魅力的な雰囲気をつくれています。

YOUさんの髪型にはいくつかのバリエーションがあります。
その中から異なるデザインのものをご紹介します。
基本的な印象はあまり変えずに、ポイントでデザインを変えているのでぜひ参考にしてください。

ショートバング

前髪を眉毛の上まで短くカットしたショートバング。
カットラインが残る重ための前髪は、アウトラインの軽い天然パーマと組み合わせることでアクセントになっていますね。
テクスチャーも、前髪はストレートで艷やかに仕上げているので対比効果が生まれます。

ミディアムボブ

ミディアムレングスのボブは天然パーマの動きを活かしながらボリューム感を出せるので、大人の女性にも似合わせやすいスタイルです。
裾に重さが残る髪型なので、動きをつけつつもまとまり感のある髪型になり細い髪の毛の方でもスタイリングがやりやすくなります。

年をとって毛が細くなってしまいがちな大人の女性にはとても参考になる髪型です。

フォワードカールレイヤー

普段は天然パーマのランダムなカールを出した髪型が多いYOUさんですが、毛先にフォワードカールをつけたガーリーな髪型にも挑戦しています。

顔まわりを包み込むように方向づけしたフォワードカールは女性らしい印象を与えることができ、毛先にまとまりを出せるのでボリューム感をあまり出したくない方におすすめです。

カールがまとまるとタイトに収まるのでシルエットが小さくなります。
YOUさんのようなボリューム感たっぷりな髪型が苦手な方はぜひ試してみてください。

YOUさんの髪型には個性が光るデザイン性の高いものがあります。
「いつもの平凡な髪型から、ちょっと冒険したい」という方は、これからご紹介する髪型を参考にしてください。

レイヤーを活かした動きのあるボブ

天然パーマを活かしているという点は他のスタイルと変わりありませんが、ロングヘアが多いYOUさんには珍しい顎下の長さに設定したボブスタイルです。

ボブスタイル自体は一般的な髪型ですが、YOUさんのボブスタイルは毛先の量感を軽くして動きを出しつつ、トップにレイヤーを入れて高めの位置からカールが出るようにしています。
そうすることで一般的なボブスタイルと違う空気感のある髪型になるので、一味違うデザイン性の高い髪型に仕上げているのが特徴です。

裾カラーで視線を釘付けに

このスタイルの一番の特徴は裾に入れたハイトーンのアクセントカラーです。
ブリーチで毛先3分の1ほどを脱色してトーンを上げます。
その上から黄色っぽさを消すために補色のバイオレットを被せてさらに透明感をアップ。
トップはミドルトーンのカッパーブラウンでアクセントカラーを引き立てるカラーリングにしています。

裾に入れるカラーなので、髪型を変えたいと思ったときにヘアチェンジがしやすいのも嬉しいポイントです。

YUOさんはインタビューで「美容師さんとお話するのが苦手なので普段からセルフカットをしている」と話しています。
カットだけでなくカラーリングも市販のカラー剤を使い自分で行っているというのも驚きです。

YOUさんも実践している「セルフカット」は、美容師さんと会話をするのが苦手という方にとっては試してみる価値のある選択肢です。
もちろんセルフカットは失敗するリスクが高い、見えない部分はうまくいかないなどのデメリットもありますが最低限のリスク管理をしておけば後悔することが少なくなるでしょう。

ここからはYOUさんのようにセルフカットに挑戦したいという方の失敗が少なくなるように、YOUさんのスタイルをつくるセルフカットの手法と必要なツールをご紹介します。

YOUが実践するセルフカットの手法とポイント

YOUさんのようなレイヤースタイルをつくる場合は、髪の毛を持ち上げて切ると自然なレイヤーを入れられます。
その際に気をつけたいのがレイヤーをどのあたりから入れたいのかを考えてトップの毛を切るという点です。

たとえば、頬のあたりからレイヤーを入れたい場合は、まず髪の毛を下ろした状態でトップの髪の毛をつまみ、頬の長さになるには毛先を何㎝切ればいいのかを確認します。

カットする長さがわかったら、髪の毛を逆立てるように真上に持ち上げて毛先をカットしましょう。
カットラインに繋がりを持たせるために、初めに真上でカットした毛を目安に他の部分もカットします。

YOUさんのような天然パーマの方は、多少カットラインがズレていたとしても目立つことは少ないですが、直毛の方はカットラインが残りやすいので、梳き鋏を使いラインをぼかすのがおすすめです。
また、セルフカットの場合は長さを大幅に変えると失敗しやすいので、1〜2㎝ずつ様子を見ながらカットしていきましょう。

自宅でのセルフカットに必要なツールとテクニック

自宅でセルフカットする際にあると便利なツールをご紹介します。

 セルフカットに役立つツール

　 カットシザーズ
　 セニングシザーズ
　 ダッカールクリップ
　 カットクロス

セルフカットをしている方に話を聞くと「文房具の鋏で切ってます」という方がいますがおすすめできません。
文房具の鋏は切れ味が悪く、髪の毛の断面を潰しながらカットすることになるため手触りが悪くなります。

数千円のもので構わないので、髪の毛をカットするためのカットシザーズ（カット用の鋏）とセニングシザーズ（梳き鋏）は用意しましょう。

また、髪の毛をブロック分けする際に使えるダッカールクリップや、髪の毛が服に付かないようにするカットクロスなどがあると細かな作業をやりやすくなるでしょう。

YOUさんはセルフカットで髪型をつくっていますが、やはり美容師さんにカットしてもらったほうが確実です。
満足度の高い髪型をつくってもらえるように、美容室でオーダーする際のポイントを解説します。

仕上がりの画像を用意する

どの髪型をマネするにしても仕上がりの画像を用意するのは必須です。
美容師さんにイメージを伝える際に画像があるのとないのでは仕上がりの再現度に雲泥の差が生まれます。

画像を見せながら、その髪型のどこが気に入って選んだのかを美容師さんに伝えましょう。
美容師さんは画像を元にあなたの好みを理解し、顔の形や髪質を考慮しながらベストな髪型をつくってくれるでしょう。

クセを活かすかパーマをかけるか相談する

YOUさんのように天然パーマの髪質の方はクセ毛を活かして髪型をつくりたいと考えるでしょう。
しかし、クセの出方によってはそのままカットだけでつくれる場合と、パーマや縮毛矯正を必要とする場合があります。
特に前髪はクセの出方に個人差が大きく、髪型をつくる上で重要なパーツです。
どのような方法で再現していくのか、美容師さんの意見を聞きながら決めましょう。

テクスチャーをどうつくるか相談する

YOUさんの髪型はドライなテクスチャーでラフな印象です。
ドライなテクスチャーを再現するためにどのような方法を取るのかも大切なポイント。

美容室で髪型をマネできても、その後に自分でスタイリングできないと意味がありません。
ドライな質感になるように毛量調節をしてもらうのか、クレイワックスなどで艶を消して再現するのか、さまざまな方法がありますが自分にあった方法を美容師さんと一緒に見つけるのがおすすめです。

YOUさんのドライなテクスチャーをつくるためには、スタイリングアイテムをそろえなければいけません。
天然パーマの方にも使いやすいスタイリングアイテムをピックアップしたので、使いたいアイテムがないかチェックしてください。

リファ　ビューテックドライヤースマートダブルRE-AX-03

デューサー　ドライペーストワックス6

ニゼル　スモーキードライクリーム

YOUさんのようなラフな印象をつくっている髪型をピックアップしました。
ふわふわなパーマヘアを中心にまとめたので、是非参考にしてください。

スタイル①

顎下の長さに設定したワンレンボブスタイル。
毛先を中心に大きめなパーマをかけることで、ベースカットに段が入っていなくても動きのある髪型になります。

毛先は外ハネに仕上げてカジュアルな印象にし、ドライなテクスチャーと合わせてラフな髪型に。
前髪にストレート感を残してアクセントにしています。

スタイル②

顔周りに高い位置からレイヤーを入れて軽さを出したロングレイヤースタイル。
アゴラインから入ったレイヤーが顔周りを包み込み小顔効果を期待できるのがこの髪型のメリットです。

フォワード方向にパーマをかけるか、ねじりながらドライヤーの熱を当ててスタイリングをすると方向付けができます。
表面にも大きめなカールを入れてふんわりとしたシルエットをつくりましょう。
前髪は長めのウザバングでセクシーに仕上げています。

スタイル③

ボリュームのあるカールをトップからつなげたロングスタイル。
レイヤーの幅を控えめにして横に広がるシルエットをつくっています.
細かくほぐれたドライなカールが柔らかいテクスチャーを感じさせるのが特徴です。

前髪は眉くらいの長さで、トップに動きが出るようにレイヤーを入れましょう。
空気感を持たせるためにドライワックスを全体に揉みこみながらスタイリングしてふんわり感を出しています。

本記事ではYOUさんの髪型について解説しました。

本記事のまとめ

 YOUを象徴する髪型の特徴
 YOUの髪型のバリエーション
 YOUの個性的なヘアスタイル
 YOUの髪型を再現するためのセルフカット方法
 YOUの髪型を美容室でオーダーする際のポイント
 YOUの髪型をつくるスタイリングアイテム
 YOUのようなデザインを取り入れた髪型

天然パーマを活かしたYOUさんの髪型は、地毛で再現できる方は少ないかもしれません。
けれど、カットやパーマを組み合わせて似せてつくることは可能です。

自分の好みや髪質を考えて、YOUさんのような髪型を手に入れてみてください。