おでこが広いことでヘアスタイルがうまく決まらないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
おでこがもともと広めの方や歳とともにおでこが広くなっている方など、さまざまなパターンがありますが、毎日鏡を見るたびに憂鬱になってしまうという方もいるでしょう。
本記事ではおでこの広さをネガティブに感じている方に、おでこの広さをカバーするヘアスタイルと活かし方を紹介します。
本記事でわかること
おでこが広い人の特徴
おでこが広い人に似合わせやすいヘアスタイル
おでこの広さをカバーするためにできること
スタイリングに役立つヘアアイテム
おでこの広さを活かしたい方に試してほしいヘアスタイル例
おでこが広い方でもカッコよく決まるヘアスタイルのポイントを解説するので、是非参考にしてください。
おでこが広い人の特徴
おでこが広い、広く見える方はなぜそう感じてしまうのでしょうか。
人の顔にはキレイに見えるバランスというものがあります。
キレイに見えるバランスの基準は
①生え際〜眉:②眉〜鼻先:③鼻先〜顎の比率が1:1:1になっている状態です。
人それぞれ顔の大きさやパーツのバランスが違いますが、基本的にはこの比率でバランスを見ていきます。
おでこが広いと感じる方は
①の生え際〜眉までの長さが他の部位に比べて長く、顔のパーツが下がって見えるのが特徴です。
おでこが広い方は、顔のパーツが下がって見えることで年齢よりも若く見られるという特徴があり、
キュートな印象に偏りがち。
なので、大人っぽいヘアスタイルをつくりたい方はカットやカラーなどで子どもっぽさを解消できるように工夫が必要になります。
おでこが広い人に似合わせやすいヘアスタイル
「おでこが広いからどんな髪型にしてもしっくりこない」
こんな風に悩んでいる方に、似合わせやすいヘアスタイルのポイントを解説します。
おでこが広いのがコンプレックスの方は、おでこを隠そうとしがちですが、それ以外にも改善策があるので是非参考にしてください。
具体的なポイントは以下のとおりです。
おでこが広い方に似合わせやすいヘアスタイルのポイント
スッキリとしたショートヘア
サイドにボリュームをもたせたヘアスタイル
1つずつ解説します。
重ための前髪
まずは正攻法で広いおでこを前髪で隠す方法です。
前髪を下ろしておでこを隠せば縦長の輪郭が黄金バランスに近づき、全体のシルエットがまとまって見えます。
前髪を軽くしてしまうと髪の毛の隙間からおでこが見えてカバー力が弱くなってしまうので、毛量はあまり梳かずに重ための質感を残しましょう。
毛量を残すとパツッとしたカットラインが出やすいので、気になる場合は毛先だけハサミを縦に入れてカットラインをぼかすのがおすすめです。
また、前髪の長さは長めに残しておくのもおでこをカバーするためのポイントになります。
スッキリとしたショートヘア
おでこが広い方は髪の毛を長く残しがちですが、意外とバッサリと長さを短くするショートヘアも似合わせやすいです。
前髪も短くしておでこを出すスタイリングをすると、清潔感のあるヘアスタイルをつくれます。
ここでポイントになるのが、前髪全てを立ち上げるのではなく、センター部分を立ち上げてこめかみ部分は下ろしてスタイリングするという点です。
こめかみ部分の髪の毛が顔にかかるだけでも輪郭が締まって見えるので、顔が大きく見えずにバランスがよくなります。
耳後ろの髪の毛もしっかり動かし、毛束感をつくりながらひし形のシルエットを目指しましょう。
サイドにボリュームをもたせたヘアスタイル
おでこが広い方は面長のシルエットになりやすいです。
面長シルエットはサイドにボリュームや動きをもたせたヘアスタイルが似合わせやすいので、サイドに動きの出やすいレイヤースタイルやボリュームが出やすいマッシュショートなどがおすすめです。
サイドにメリハリをつくりやすいツーブロックヘアなども有効なので、髪の毛の動きが出にくい剛毛の方は試してみるのもいいでしょう。
おでこの広さをカバーするためにできること
似合わせやすいポイントがわかったら、具体的に美容室でどんな施術を受ければいいのかをご紹介します。
美容室でできるカットやカラー、パーマなどの技術を通しておでこの広さを解消できるので、美容室でのオーダー方法も併せてチェックしてください。
カットでカバー
カットのみでおでこの広さをカバーしようとする方は、まずどのようなヘアスタイルにするかを美容師さんに伝えましょう。
その際にやりたいヘアスタイルの画像があるとイメージが伝わりやすいです。
動きがあるヘアスタイルが好みなら、動きの出やすいショートヘアやレイヤースタイル、ツーブロックスタイルがいいでしょう。
前髪は立ち上げられるくらい短い前髪にしておくと、おでこの広さも気になりづらくなるので、いつもより短めでオーダーするのがおすすめです。
カラーリングでカバー
カラーリングでもおでこの広さをカバーできます。
一色で染める場合は、明るいトーンのカラーを選ぶよりも暗めのトーンで染めたほうが締まって見えるので、おでこの広さも目立ちにくくなります。
さらに、カラーリングでおでこの広さをカバーするのに有効なのが「デザインカラー」です。
一色で全体を染めるのではなく、明るいカラーや暗いカラーを組み合わせてヘアスタイルにメリハリを出せるデザインカラーは、コンプレックスを隠してくれます。
たとえば、前髪の内側に暗めのカラーを入れ、表面に明るいカラーを被せるデザインカラーは輪郭が引き締まって見えるので小顔効果が期待できるでしょう。
デザインカラーは色味やトーンの組み合わせや、カラーを入れる場所に応じて雰囲気を変えられるので、美容師さんと相談をして最適なデザインを探してください。
パーマでカバー
パーマはシルエットを大きく変えるのに有効な施術です。
パーマをかけると毛先の動きを自由に操れるので、直毛の方はパーマをかけて柔らかい雰囲気をつくれます。
おでこが広い方はサイドにボリュームを持たせるとシルエットが整うので、サイドに外ハネを入れたり、ウェーブをつけたりするなどでおでこの広さを目立たなくできるでしょう。
髪の毛が細くておでこが透けて見えてしまう方でも、カールの重なりによってボリュームを出せるので、前髪にパーマをかけるのもおすすめです。
スタイリングでカバー
美容室でスタイリングしやすいヘアスタイルを手に入れたら、自宅でのスタイリングで完成度を高めましょう。
メンズスタイルはシルエットが重要なので、シルエットがキレイに見えておでこの広さをカバーできるようなスタイリングをします。
ベースづくりでドライヤーやヘアアイロンを使いシルエットを決めて、スタイリング剤で仕上げましょう。
美容室での仕上がりをイメージしながらスタイリングするのがおすすめです。
スタイリングに役立つヘアアイテム
自宅でのスタイリングの際に役立つ、おすすめのヘアアイテムを紹介します。美容室でも使われるヘアアイテムなのでチェックしてください。
キヌージョ ヘアドライヤー
メンズでも髪の毛をしっかりと乾かして、日ごろからケアをしなければ髪の毛がまとまりづらくなっています。
さらに、メンズがドライヤーを選ぶ際に重視してほしいのが「風量」です。
しっかりした風量で乾かしてくれるドライヤーで特におすすめなのが「キヌージョ」のヘアドライヤーです。
キヌージョはスタイリッシュなデザインながら、髪の毛に風をしっかりと当てられます。
さらに、超遠赤外線によって髪の毛を滑らかに仕上げてくれるのもポイントです。
SALONIA ヘアアイロン
今やメンズスタイルを作るうえで欠かせなくなったヘアアイロン。
トレンドのツイストスパイラルスタイルを作る際にも活躍します。
メンズスタイルに使うヘアアイロンは、熱を伝えるプレートの幅が狭く、短めの髪の毛でも細かい動きを出せるものがいいでしょう。
SALONIAのヘアアイロンはプレートが狭く小回りが利くのでメンズスタイルにピッタリです。
デミ エレベートドライワックス8F
おでこの広い方はウェットなスタイリングよりもドライな質感でふわっと柔らかい雰囲気がよく似合います。
そんなドライな質感をつくるためにおすすめのヘアアイテムがドライワックスです。
デミのエレベートドライワックスは、ワックスだけでスタイリングしてもしっかりとキープしてくれるのが特徴で、ふんわりとした空気感のあるヘアスタイルを長く楽しめます。
直毛の方はヘアアイロンでクセづけをしたあとにワックスを揉み込み、毛束感をつくるようにスタイリングしましょう。
おでこの広さを活かしたい方に試してほしいヘアスタイル例
これまでご紹介したポイントを踏まえて、おでこの広さを活かせるヘアスタイルをまとめました。
気になるヘアスタイルがあれば、美容室でのオーダーの際に活用してください。
厚めの前髪でしっかりおでこをカバーできるツーブロックマッシュショート
前髪の奥行きを厚めに取り、重ために残したマッシュショートです。
下ろした前髪が中性的で落ち着いた印象をつくっています。
サイドにツーブロックを入れるとマッシュラインを強調しながら、丸くなりすぎないようにバランスが取れるでしょう。
さらに、シルバー系のハイトーンカラーリングで透明感のあるスタイルに仕上げます。
カットラインが重たい分、カラーリングで透明感を出してバランスを取っているのがポイントです。
Jカールとアップバングでおでこの広さを活かしたミディアムヘア
出典:HAIR
表面の髪の毛を長めに残したミディアムグラデーションスタイルです。
前髪も長めに残し、全体的にJカールをつけると流れるようなカールスタイルが完成します。
分け目はセンターでつくり、前髪は根元を立ち上げながら流しましょう。
サイドにツーブロックが入っているので、髪の毛の長さを残したミディアムヘアもボリュームを出しすぎずにスタイリングできます。
セット力のあるワックスを手ぐしを通すようにつけて、毛流れを強調しましょう。
外ハネをプラスした束感ツーブロックショート
毛先を軽くしたツーブロックショートスタイルにゆるめのウェーブをつけて、内巻きと外巻きを組み合わせたスタイルです。
さまざまな方向に毛先が向くので躍動感があり、なおかつおでこの広さに目がいきにくくなるというメリットがあります。サイドにツーブロックが入っているので、外にハネる毛先の動きが強調されてバランスのいいシルエットに見えるでしょう。
黒髪で艶やかに見せることで、ふわっとした無造作なスタイリングでもだらしなくならずにキレイめに仕上がります。
ドライワックスを揉み込んで全体に空気感をもたせましょう。
長めの前髪とパーマでキュートな雰囲気を醸し出すマッシュショート
黒髪で長めのマッシュスタイルは、一歩間違えると重々しく野暮ったい印象になってしまいがちです。
しかし、重たくなりがちのマッシュショートでも、パーマをプラスすることで空気感が加わり一気にオシャレなヘアスタイルになります。
ワンカールを中心にしたゆるめのパーマをかけてマッシュラインに変化を出し、長い前髪にも隙間ができて軽さが生まれます。
おでこが広い方も、毛量を減らすことなく前髪に透け感をつくれるのでもともと毛量が少ない方にもおすすめのヘアスタイルです。
パーマの動きを出すために、一度髪の毛全体に軽く水分を含ませてからヘアワックスをつけるか、ドライワックスに水を混ぜて使うとウェットになりすぎない適度な艶感をつくれるでしょう。
髪の毛を揉み込むようにヘアワックスをつけるとラフな雰囲気のヘアスタイルになるので、試してみてください。
おでこが広いメンズに向けたヘアスタイルまとめ
本記事ではおでこが広いメンズに向けて、おすすめのヘアスタイルやスタイリング方法を紹介しました。
本記事のまとめ
おでこが広い人の特徴
おでこが広い人に似合わせやすいヘアスタイル
おでこの広さをカバーするためにできること
スタイリングに役立つヘアアイテム
おでこの広さを活かしたい方に試してほしいヘアスタイル例
おでこの広さをコンプレックスに感じている方は、本記事で紹介した解決策を1つずつ試してみてください。
きっと自分に合った方法が見つかるはずです。
素敵なヘアスタイルを手に入れて、生活の質を上げましょう。