「せっかく髪の毛をロングまで伸ばしたから、いろんなアレンジをしてみたい。でもアレンジってどうやればいいの?」
ロングヘアはヘアアレンジをするには自由度が高く、バリエーションも多いレングスなのでヘアアレンジで印象を変えたいと考える方も多いでしょう。
SNSやヘアカタログを見ると、素敵なヘアアレンジがたくさん載っています。
けれど「すごく難しそう」「どうやってアレンジしているのか全然分からない」という方も多いはず。
そんな方に向けて、本記事ではロングヘアのヘアアレンジについて、アレンジの方法まで詳しく解説します。
ヘアアレンジをマスターするとパーティーなどにお呼ばれした際にもセルフでヘアアレンジができるようになります。
ポイントを押さえながらヘアアレンジをマスターしましょう。
おすすめのヘアアレンジアイテムは?
ヘアアレンジに必要な道具は?
どんなヘアアレンジがあるの?
どんな風に作っているの?
ヘアアレンジに使うアイテム一例
初心者向け!簡単ロングヘアアレンジ3選
オフィスでも使える大人のロングヘアアレンジ3選
ストレートでも可愛い!巻かないロングヘアアレンジ
ロングヘアアレンジに最適なスタイリング剤3選
ヘアアレンジに使うアイテム一例
ヘアアレンジをするにあたって道具がそろっていると短時間で完成したり、クオリティーが上がったりします。
全ての道具をそろえる必要はありませんが、アレンジに挑戦したい方は持っておくと便利です。
それぞれの道具の特徴をご紹介します。
カールアイロン
カールアイロンは毛先にカールやウェーブをつけたり、アップにする前のベースづくりや根元のボリュームアップに使えたりと、ヘアアレンジの際に頻繁に使う道具です。
カールアイロンでつけたカールはもちが良く、長時間のお出かけの際に重宝するでしょう。
カールアイロンは太さによって出せるカールの大きさが異なり、一般的に19ミリから36ミリくらいの太さが多く使われます。
ロングヘアの場合は32ミリ前後の太さを使うと、緩めのカールをつけられ根元にもしっかりとボリュームを出せるのでおすすめです。
ストレートアイロン
ストレートアイロンは、くせ毛を真っ直ぐに伸ばすための道具だと思いがちですが、カールやウェーブをつけることも可能です。
手首を丸く使うことで髪の毛に丸さが出てカールやウエーブをつけられます。
カールアイロンのように太さの違いがないので、カールの強さはある程度自由につけられるでしょう。
ヘアアレンジのアクセントで外ハネを入れたり、毛流れを作る際にも活躍する汎用性の高い道具です。
ホットカーラー
ホットカーラーは髪の毛全体に毛流れを作るのに長けた道具です。
主にヘアアレンジのベースづくりに使われる道具で、髪の毛にカーラーを巻いて数分間冷ました後外すと跡がつきます。
カールアイロンはポイントで持ちのいいカールを出せるのが特徴でしたが、ホットカーラーは全体的に繋がりを持たせたカールをつけることができます。
ピン類
アップスタイルを作るときや、前髪や耳後ろなどの長い髪の毛を止めるときに役立つ道具です。
ピンの種類にもいくつかあり、ねじり上げた髪の毛を止めるアメリカピンや小さめのスモールピン。
ボリュームを抑えたり、髪の毛を絡ませながら止めるUピンなどがあります。
ただ髪の毛を止めるだけでなく、ピンに飾りがついた飾りピンなどもあり、ヘアアレンジのアクセントにおすすめです。
クリップ
髪の毛をヘアアイロンやホットカーラーで巻く際に、髪の毛を分けてから行うと効率よく作業ができます。
髪の毛を止める道具として一般的なのがダックカールクリップといわれるクリップです。
ダックカールクリップは、毛量が多くても髪の毛がこぼれづらく広範囲を止められます。
美容師さんも日常的に使う道具で、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
ヘアゴム
髪の毛を一つに結いたり、アップスタイルの土台をつくるなどに使う道具。
ピンで止めるよりも簡単で安定感が出せるので、ヘアアレンジ初心者でも使いやすい道具です。
髪の毛の色に合わせてゴムの色をそろえると、ゴムの結び目が目立たなくなるので、何色か持っておくと対応しやすくなります。
くるりんぱスティック
簡単に手の込んだアレンジができる「くるりんぱ」をやりやすくするくるりんぱスティック。
髪の毛を結んだあとにくるりんぱスティックを差し込み、通すことで髪の毛にねじれができて編み込んだような印象になります。
Uピンで代用も可能ですが、ヘアアレンジ初心者の方は持っておくとバリエーションが増えるでしょう。
コーム
コーム(櫛)は髪の毛をまとめる、逆毛を立てる、面を整えるなど、手櫛とは違う質感をつくれます。
ヘアアレンジの際は、コームの片側がネズミの尻尾のように細くなった「テールコーム」が使いやすいです。
コームの目の粗さによっても質感や使用感が変わるので、お気に入りの1本を見つけましょう。
ブラシ
広範囲を一気に整えたり、髪の毛をまとめ上げる際に役に立つのがブラシです。
カールアイロンでウェーブをつけたあとにブラシでほぐすと、空気感のあるゆるふわなウェーブになるので、ダウンスタイルのヘアアレンジの際に活躍します。
スタイリング剤
ヘアアレンジではスタイリング剤が必須です。
スタイリング剤をつけると、髪の毛が適度に絡まり自由度が増します。
スタイリング剤の種類もワックスやグロス、オイルやスプレーなど様々です。
髪質に合わせてスタイリング剤の強さやテクスチャーを変えて、ヘアアレンジのクオリティーを上げましょう。
初心者向け!簡単ロングヘアアレンジ3選
まずは初心者でもチャレンジしやすい簡単ヘアアレンジを紹介します。
最低限の道具でチャレンジできるので、気に入ったヘアアレンジがあればぜひ練習をしてみてください。
くるりんぱポニーテール
後頭部のやや下の位置で一つに結び、さらにその下も3cm程度の間隔を開けて結んでいきます。
ゴムとゴムの間にくるりんぱスティックを差し込みくるりんぱをしましょう。
くるりんぱスティックがない場合でも、指でくるりんぱは可能です。
同じように毛先の方までくるりんぱを繰り返したら、バランスを見ながら毛束を引き出します。
細かく引き出すと繊細な印象になり、ざっくりと引き出すとラフな印象になるので、好みに合わせて引き出し方を変えるのがおすすめです。
最後に顔まわりと毛先にカールアイロンを入れて全体を整えます。
ミックスカールのゆるふわローポニー
ベースづくりとして全体的にカールアイロンでウェーブをつけましょう。
ハチ下からラフな動きが出るように内巻きと外巻きを組み合わせたミックスカールを施し、盆のくぼあたりの低い位置でまとめます。
顔まわりにおくれ毛を出して、顔周りの髪の毛も巻いておきましょう。
既に全体にウェーブがついているので、指で引き出して空気感をプラスすれば柔らかな印象をつくれます。
結ぶ際に使うゴムは飾りゴムを使うとオシャレに仕上がるのでおすすめです。
エレガントなミックスカールダウンスタイル
顔まわりを包み込むように巻く「フォワードカール」と、後ろ側に流れるように巻く「リバースカール」を組み合わせたミックスカールは、ボリューム感を出しながらエレガントな印象を与えられます。
凹凸が出るヘアアレンジなので、動きを出したい方にぴったりです。
顔まわりにはリバースカールを入れることで大人っぽくなり、トレンド感も感じられるスタイルになります。
艶っぽく仕上げると今っぽくなるので、スタイリング剤はグロスタイプのワックスや油分の多いバームなどがおすすめです。
オフィスでも使える大人のロングヘアアレンジ3選
最近はオフィスでもオシャレを楽しめる環境が整ってきているので、様々なヘアアレンジに挑戦している方もいると思います。
次はオフィスでも浮くことのないヘアアレンジをまとめました。
かわいらしさがありつつキッチリとしたスタイルを確認してください。
デザイン小物を使った一つ結び
低い位置で一つに結び、結び目にデザイン性の高い小物を使ったヘアアレンジ。
小物はワイヤー紐やポニーフック、バナナクリップでも好みのもので構いません。
その日の気分によって小物を変えれば簡単に雰囲気を変えられます。
オフィス向けにあまりラフさを出さず、面を出すようにコームなどでキッチリまとめましょう。
ねじりを加えたシニヨンヘアアレンジ
全体的にワックスをなじませ、まとめやすくなるようにコンディションを整えます。
その後、手櫛で髪の毛を盆のくぼの位置に集め一つに結びましょう。
毛先をロープ編みにしてクリップで仮止めし、結び目の根元に巻きつけていきます。
巻きつける際は緩まないように、ピンで数ヶ所固定しておくと激しく動いても取れにくくなります。
毛先まで巻きつけられたら適度に毛束を引き出してバランスを整えれば完成です。
おしとやかなハーフアップアレンジ
全体に艶感の出るグロスをなじませて、適度に束感が出るようにします。
毛先に大きめなカールをつけて、毛先に不ぞろいな動きをつけましょう。
その後、耳上を境に髪の毛を上下に分け取り、トップの髪の毛を折りたたみながらゴムで結びます。
大きめなクリップを使い、毛先を入れ込むように結んだ部分を止めましょう。
ハーフアップはきちんとした印象を与えながらも、フルアップよりもカジュアルな印象になるのでオフィスでのヘアアレンジにピッタリです。
ストレートでも可愛い!巻かないロングヘアアレンジ
カールアイロンを使わずにストレートスタイルをアレンジしたスタイルをまとめました。
「カールアイロンを持っていない」「カールアイロンが使いこなせない」という方は、是非参考にしてください。
飾りバレッタで華やかさを出したストレートアレンジ
バレッタでボリュームをタイトに抑えたヘアアレンジは、七三パートに分けてからライトサイド(七三パートの三の方)にバレッタをつけます。
ライトサイドをタイトに抑えるかわりに、ヘビーサイドはボリュームを出してメリハリをつくりましょう。
前髪もかき上げるようにスタイリングするとクールにキマります。
飾りバレッタは好みのものを用意しましょう。
編み込み風ねじりローポニー
両サイドの毛先を後方にねじり、ねじった毛とその他の毛をまとめて結びます。
カールアイロンで巻いていないので、毛先はストレートのままですが、ねじった髪の毛に動きが出るため編み込みをしたようなメリハリのあるヘアアレンジに見えるでしょう。
ねじった部分は毛束を引き出して柔らかな動きを表現すると、ストレートヘアでも巻いたような質感が出るのでおすすめです。
ロングヘアアレンジに最適なスタイリング剤3選
ヘアアレンジの際に使いやすいおすすめのスタイリング剤をご紹介します。
どれもネットショップやドラッグストアで購入ができるので、気になるものがあれば手にとって試してみてください。
プロダクトワックス
プロダクトワックスはバームといわれる固形のオイルトリートメントです。
ワックスという商品名ですが、セット力はあまりなく適度な束感をつくるのに役立ちます。
油分が多いスタイリング剤ですが、シャンプーでさっと洗うだけでも落ちるのでベタついた感じもありません。
植物由来の成分を使った肌にも優しいスタイリング剤なので薬品の刺激で肌が荒れやすい方におすすめです。
N.B.A.A. UP STYLING ドライファイバー ワックス
セット力のあるスタイリング剤なら「N.B.A.A. UP STYLING ドライファイバー ワックス」がおすすめです。
髪の毛を自由に動かすことができ、ワックスに含まれるファイバーの効果で髪の毛に引っかかりを作れるので、ボリューム感のあるヘアアレンジを楽しめます。
アップスタイル、ダウンスタイル問わず使いやすいスタイリング剤です。
ミルボンエルジューダグレイスオンセラム
アウトバストリートメントとして使うヘアオイルも、濡れ髪をつくる場合はスタイリング剤としても使えます。
濡れた質感をつくる際に気をつけたいのが「乾燥」です。
乾燥している髪の毛は、どれだけ水分を含ませても蒸発してパサパサになってしまいます。
そこで、オイル状のトリートメントをスタイリング剤として使うことで、髪の毛から水分が蒸発するのを防ぎ艶をキープしてくれます。
適度な毛束感ができるので、しっとりとした濡れ髪を再現できるでしょう。
使用感もベタつかずサラッとしているのでストレスがありません。
ロングヘアアレンジまとめ
本記事ではロングヘアのヘアアレンジについてまとめました。
本記事のまとめ
初心者向け!簡単ロングヘアアレンジ3選
オフィスでも使える大人のロングヘアアレンジ3選
ストレートでも可愛い!巻かないロングヘアアレンジ
ロングヘアアレンジに最適なスタイリング剤3選 ヘアアレンジに使うアイテム一例
ヘアアレンジは練習すると徐々にバリエーションが増えていきます。
シチュエーションに応じてさまざまなアレンジができるようになると、毎日新しい気持ちでヘアスタイルを楽しめるでしょう。
本記事を参考にして、ヘアアレンジを楽しんでください。