いくつものブームをつくってきた木村拓哉さんの髪型に迫る！

2024年10月11日2024年10月17日

いつの時代も流行の最先端にいる木村拓哉さんは、ファッションに敏感な方だけでなく多くの方から支持されています。
木村拓哉さんがドラマで着た服や役のセリフをマネしたことのある方も多いのではないでしょうか。本記事では、木村拓哉さんの魅力を改めてご紹介しつつ、木村拓哉さんがこれまでに取り入れてきた髪型とその髪型のつくり方を解説します。

本記事でわかること
木村拓哉のこれまでの髪型

1990年代

2000年代

2010年以降

木村拓哉の魅力
 木村拓哉の髪型のオーダー方法
 セルフスタイリングのコツ
 おすすめのスタイリング剤
 人気の木村拓哉風ヘアスタイル

木村拓哉さんの髪型を取り入れることでトレンドに合ったオシャレな髪型をつくる近道になるので、髪型に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

木村拓哉のこれまでの髪型

木村拓哉さんの髪型はその時代をつくってきたといっても過言ではありません。
木村拓哉さんの髪型をみんながマネをして、そこから派生した髪型がどんどん広まっていきました。

まずは木村拓哉さんのこれまでの髪型をチェックしていきましょう。

1990年代: セミロングヘアの時代

1990年代はメンズもセミロングヘアにすることが多く、フェミニンな印象の髪型が出回りました。
木村拓哉さんは「ロングバケーション」で見せてくれた、ふわっとしたボリューム感のあるセミロングヘアが印象的です。
レイヤーの入ったセミロングスタイルを根元からボリュームを出してシルエットを大きくした髪型で、動きのついた毛先の動きが軽さを表現しています

質感はドライに仕上げて、さっとかき上げてつくったようなカジュアルな髪型でした。

2000年代: セミロングからショートへ

2000年代に入るとセミロングヘアからショートヘアへの移行期に入りさまざまな長さを楽しむメンズが増えました。
カラーリングも黒髪がメインだった90年代から、明るめの色味へと変化し始めます。
ドラマ「HERO」では茶髪のミディアムスタイルにしていました。

弁護士という役柄でありながら、髪型ではカジュアルな雰囲気を演出して斬新さがありましたね。

2010年代以降: 大人の短髪スタイル

2010年代以降は爽やかな大人の短髪が多くなりました。
「グランメゾン東京」ではサイドと襟足を短くカットし、トップにパーマをかけたショートパーマスタイルを取り入れています。
柔らかい動きをつけつつも清潔感のある髪型で、大人の男性にも取り入れやすいデザインです。
一方、「Believe」での髪型は刈り上げないショートスタイルで、ナチュラルな短髪に仕上げています。
トップにレイヤーを入れて自然な動きをつけているので、パーマをかけたことのない方でもチャレンジしやすい髪型です。

木村拓哉の魅力

木村拓哉さんに憧れて髪型をマネしてきた方もたくさんいると思います。

ここからは改めて木村拓哉さんの魅力についてご紹介していくので、しっかりと理解して再現度をアップさせましょう。

木村拓哉さんの主な魅力は以下のとおりです。

頭の形の良さ
シルエットの美しさがカッコよさの秘訣
多彩なアレンジ力
年齢を感じさせない若々しさ

一つずつ解説します。

頭の形の良さ

まずは木村拓哉さんの頭の形からご紹介します。

木村拓哉さんの頭の形はバランスが最も良いとされる「卵型」です。
日本人の頭の形に多いのが「ハチ張り」や「絶壁」といわれるもので、ハチが張っていると頭が大きく見えてしまう原因になります。
また、絶壁の場合は横から見た際に立体感がなくなり、シルエットがキレイになりづらい。
そんなマイナスの要因が多い日本人の頭の形ですが、木村拓哉さんの場合はハチ周りがスッキリとしていて後頭部にも丸みがあるため、どんな髪型でも似合わせやすいです。

どのドラマを見ても「カッコいい」と思わせる木村拓哉さんの髪型は、キレイな頭の形が大きく影響しています。

シルエットの美しさがカッコよさの秘訣

髪型をつくるうえで大切なのが全体のシルエットです。
前述した通り木村拓哉さんの頭の形はバランスの良い卵型をしています。

卵型の頭の形はスタイルがスラッと長く見えるので、全体的なバランスが整うのが特徴です。
木村拓哉さんの身長はそこまで高くありませんが、整ったシルエットから醸し出される雰囲気がとても魅力的ですね。

多彩なアレンジ力

木村拓哉さんの髪型はバリエーションがとにかく多く、多彩なアレンジを見せてくれます。

セミロングヘアでは毛先を後ろに流したサーファー風のスタイリングにしたり、結んでワイルドな印象をつくったりとアレンジ力が高いです。

また、カラーリングも黒髪から茶髪、金髪や白髪までさまざまな色味を使っています。
常に新しい髪型を見せてくれるのも、ファンを飽きさせない魅力の一つです。

年齢を感じさせない若々しさ

木村拓哉さんは現在50歳を超えていますが、いつまでも若々しく変わらない魅力があります。
なぜ歳を取っても若くいられるのかというと、若く見えるような髪型を取り入れているからです。

若く見える髪型の特徴としては以下のようなポイントがあります。

若く見える要素

高さのあるシルエット
ボリューム感のある髪型
整ったカラーリング
艶やかな髪の毛

50代になってからの木村拓哉さんは、サイドや襟足の髪の毛を短くカットしてトップに高さが出るような髪型を多く取り入れています。

髪の毛に高さを出すとシルエットが上に引き上げられ若々しい印象をつくることが可能です。
また、歳を取ると髪の毛が細くなり全体的にボリュームが少なくなっていきます。

ボリュームがなくなると貧相で老けた印象を与えてしまいますが、木村拓哉さんの髪型はパーマをかけて根元を起こすなどの方法でボリュームを出しているのが特徴です。

パーマは髪の毛が細くなってしまった方にとってシルエットを大きく変える手段になるので、若々しさを手に入れたい方は試してみてください。

若々しさを演出する要素にはシルエットだけでなくカラーリングも関係します。
白髪混じりのムラのあるカラーリングはだらしない印象を与え、髪の毛の艶がなく汚く見えますよね。

木村拓哉さんはカラーリングをこまめに行い、常に艷やかな髪の毛をキープしています。
カラーリングは間隔が空いてしまうと整えるのが大変なので、こまめに美容室で染めるのがおすすめです。

木村拓哉の髪型のオーダー方法

木村拓哉さんの髪型をマネするために、美容室でどのようにオーダーすればいいのかをご紹介します。
木村拓哉さんの魅力的な髪型を自分に落とし込むためにはいくつかのポイントがあるので、是非参考にしてください。

自分の頭の形を診断してもらう

木村拓哉さんの髪型を自分に似合わせるために、まずは頭の形を見てもらいましょう。
木村拓哉さんの頭の形は前述した通りバランスの良い「卵型」です。

画像を見てそのまま髪型をつくってもらっても「なんか違う」と感じてしまうかもしれません。
そうならないためにも頭の形を美容師さんに確認してもらい、頭の形に合わせたアレンジを加えてもらう必要があります。

また、自分の頭の形についてのコンプレックスがある場合は、前もって伝えておくのがおすすめです。

ひし形のシルエットをつくってもらう

頭の形を把握してもらったら、次はひし形のシルエットになるように髪型を調整してもらいましょう。

木村拓哉さんの髪型は、ハチ周りがスッキリとしていてキレイなひし形をしています。
日本人の頭の形はハチが張っていて頭が大きく見えやすいので、
カットラインで調整してもらうのがおすすめです
「ハチが張りやすいのでひし形になるように切ってほしいです」。
この一言を伝えておくだけでもバランスの良い髪型にしてくれる確率が上がります。

なりたい髪型の好きなポイントを伝える

マネしたい髪型を見つけた際に、その髪型のどのポイントが気に入ったのかを伝えましょう。

「髪型のシルエットが好き」「毛先の動きがカッコいい」「柔らかいカールをマネしたい」など、気に入ったポイントがあるはずです。
そのままやりたい髪の毛を完コピするのではなく、気になるポイントを取り入れた髪型を考えてもらうことで木村拓哉さんの髪型を意識しながらデザインの幅を広げられます。

やりたいデザインをポイントで伝えるのは、自分に合った髪型をつくるうえでおすすめの手段です。

苦手なデザインを伝える

最後は今までにチャレンジした髪型の中で「これはあまり好きじゃない」というデザインを伝えましょう。

やりたいデザインだけではなくやってほしくないデザインを伝えておくことで失敗の可能性が低くなります。
「短すぎる刈り上げはしたくない」。
「パーマをかけたいけどボリュームは出したくない」。

細かいことであっても事前に伝えておくと美容師さんもやりやすくなります。

セルフスタイリングのコツ

木村拓哉さんの髪型はスタイリングによってクオリティーが大きく変わります。
ストレートスタイルでも、カールスタイルでもスタイリングがうまくいかないとパサついた印象になりやすいです。

レイヤースタイルやショートレングスが多い木村拓哉さんの髪型は、スタイリングアイテムをそろえるのが成功の秘訣。
ここからはセルフスタイリングのコツをご紹介します。

ベーススタイリングのコツ

スタイリングの際に意外と忘れがちなのがベーススタイリングです。
朝の髪の毛の状態を見て「寝癖もついてないしこのままワックスつけよう」という感じでスタイリングをしていませんか？
朝起きてすぐの髪の毛は水分が抜けた状態になっているためパサつきやすく、そのままスタイリング剤をつけても馴染みが悪いです。

また、見た目に目立ったクセがなくても根元が潰れていたり、毛流れが思った方向に向かなかったりということがあります。

そんな髪の毛の状態を一度リセットするためにベーススタイリングが必要です。
ベーススタイリングは水で髪の毛を濡らすか、スタイリングウォーターを吹きかけて水分を補給しながらリセットします。

髪の毛が半乾きになったらドライヤーで形を整えながら形をつくりましょう。

ベースの段階で仕上がりの髪型を想像しながら形をつくることでその後のスタイリングがやりやすくなります。

スタイリング剤の使い方

べースタイリングが完成したら、ここでようやくスタイリング剤を使っていきます。
スタイリング剤は髪質や仕上がりの質感によって種類を変え、適切な量を手に取って使いましょう。

たとえば、動きのある髪型を使いたい方はハードワックスを髪の毛全体につけてから毛先の束感が出るようにねじりながら毛先を先細りにしてスタイリングします。
また、パーマのウェーブをキレイに出すためにはグリースやムースなどの水分量の多いスタイリング剤がおすすめです。

スタイリング剤で形をつくろうとする方が多いですが、スタイリング剤の位置づけはあくまで最後の仕上げ。
べースタイリングでつくった形の細部を整えるためにスタイリング剤を使うという意識を持ちましょう。